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くるいから、、。

くるいから、、。

1年前に作った棚板が縮んでいる。。

目で見てわかるのだから5ミリくらいだと思う。
幸い、反ってはいない。。

作ったものが1年経ち、くるいが生じることはよくあることだ。
きっと、板の水分などが抜けて縮んだのだろ。

棚板も1年だが、ここまでよく頑張ってくれた。

今回、縮んだ数ミリぶんの木を足してあげれば、修理はできそうだ。
足したついでに色も塗り重ねれば、きっと風合いも増すだろう。

『くるい』を修理することで沢山の『学び』があるように思う。

ちょっとしたことだが、手をかけることで
エコな心持ち、独特の達成感。とても気分がいい。

木材の『くるい』は修正することができる。
目に見えるものなので、わかり易い。

目に見えなくとも、
人の内にも『くるい』が生じることがあると思う。

この『くるい』を放っておくと、

『狂い』という化け物を産み出すことになるようだ。

初期段階では小さな『くるい』

がしかし、修正の方法を間違えると、
とんでもない方向に向っていく。

18年もの歳月を経て、、謝罪会見を開くはめに、、。
共犯者と名乗ったゴーストライター、
虚ろな表情がテレビでフラッシュに晒されていた。

人の『くるい』はちょっとしたことであれば、
人と接することで、自然とその軌道を修正しているように思う。

『狂い』と化すまでに、その修正のチャンスはあったはずだが、
おそらくは、他人の意見を聞き入れなかったことで、
自分との対話もバランスを失い
妄信の機械が唸りをあげたのだろう。
狂った世界に取込まれた果てはどのようなものだろうか?

くるいを修正するときに必要なのは、現状の分析と原因の追求。
シンプルなことだと思う。

くるいが生じたときにそれらに背を向けて

『偽り』を重ねていった場合は、、

その結果がもたらす負の力は増大していくばかりだ。

他人のことでは簡単な問題のように思える、

もしも、狂った現場に自分がいた場合は、、、どうなる?

ものを作る人として、
日々のありようを問われているように思えた。。

spiral

ゴーストの行方 ©森 




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