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越生の春とOKUMUSA marche  

越生の春とOKUMUSA marche  

okumusa march


先週末、実家近くの越生に車で出かけた。
梅の季節に越生梅林を散策というのが粋だが、
東京では既に散ってしまった桜を満開で見れたことはラッキーだった。

車中、田舎の空を見ながら、高校時代過した熊本の空を思い出した。

『こんな、狭い空は嫌だ、俺はもっと広いところに出るとばい。』

あの、雄大な空が私には全く見えていなかったのだろう。
きっと野生の王国を見て何処かにあの大きな太陽が沈む場所があると思っていたのか、
どこをどう間違えたのか、熊本の空よりもずっとずっと狭い東京に出てきた。
そして、東京に沈みかけると気分転換に車で田舎を駆け抜けている。

越生の特産物を扱った役場のようなところで、チラシを見つけた。

オクムサマルシェ 土・日と祝日の月曜のみOPEN
(どこかの土日を定休日に)と小さなチラシに書いてあった。。

定休日の感じに引かれて、お店へ向った。

地元産の野菜で薬膳ランチ、木の器や陶器、うちわなど地元のものづくりを紹介販売していた。
まだオープンして間がないのか店内に心地よい木の香りが。
2階はまだこれから制作と伺ったが、仕上げればいいスペースになりそうだ。
このような空間で写真の展示ができればい良いなと想像を膨らませていた。

ゆずソーダと数量限定ざくろジュース、十穀クッキーを注文。おみやげにオクムサ饅頭。

ゆずソーダはかなりドライだがシロップは入れずにのんだ。
のみ進うちに胸や頭がスッキリとした気分になった。
最初に感じたドライさは不思議とのどごしと折り合い体が馴れ、許容している。
勢い良く踏切り自然と良い着地をしたアスリートのジャンプと言ったら、言い過ぎだろうか。

ザクロは一度ジャムのようなものにしているのだろうか?妻は、そんな感想を漏らした。

大麦、黒米、赤米、あわ、いきなび、ひえ、たかきび、ごま、乾とうもろこし、はと麦、
にチョコチップをくわえた十穀クッキー。
十色の味わいというのではなく、とてもシンプルで安心な心地。
この安心なというのはお土産の饅頭のあんこにも共通していた。
お土産を食べた宅の爺さまが、

『このあんこは甘さが控えめで美味しい。最近のあんこは甘さがギスギスしたものが多い。』

甘さを控えた方が、素材に自信があるのなら、良さを引き出せるのだと思う。

控えめであることは、いい仕事をしている証拠なのでは。。
いい仕事はゆっくりでなきゃならない。
のんびりとした里山でそう思えた。




OKUMUSA marche (オクムサマルシェ)

埼玉県入間郡越生町小杉756(駐車場有り)
営業 土・日(祝日月曜日)
土曜日 11:00〜18:00
日曜日 11:00〜17:00
土日に定休有り(原則第三週土日Facebookにて告知)
TAKE OUT OK!




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