ウラシマソウって? 写真講座
ウラシマソウって? 写真講座
4月23日快晴。
憩いの森のある暮らし。体験講座 in大泉 第一回春編
『森の博物館』カメラで森の魅力探しが開催されました。
練馬区環境まちづくり公社 みどりのまちづくりセンターの呼びかけで多数のご来場者で賑わいました。
練馬区は23区内でも1番緑が多いと聞きます。たしかに、私の住む大泉付近は緑が豊かだと感じます。
特に新緑の季節は格別。
あの葉の色が見え始めると寒さからの解放と合間って、フラフラ、ぶらぶらの気持ちが止まらない。
カメラを片手に自転車や徒歩がいい感じです。
今回はご縁がありまして、写真の講師として参加しました。
私の名前とこの企画は親和性が高く。すーっと引き寄せられたようです。(笑)
カメラを持ち、森の中で小さな自然を見つける。
小さな花々にレンズを向ける時間。暑くも寒くもない今が絶好のとき。
今回、一番の狙いはウラシマソウ。
ウラシマソウって何?初めて聞いた名前でした。
煙でも吐き出すのか?一瞬で老け込む力を持ってるとか?竜宮城的な気分を味わえるのかな?
お花の話は練馬区の緑化協力員の皆さんに教えて頂きました。
下の写真、こちらが、ウラシマソウ。なんとも個性的な、、。
花びらのように見える仏炎苞(ぶつえんほう)の中からツルのようなものがヒューンと伸びだしている。
これを付属体とよびます。
この形状が浦島太郎が持つ釣り糸のようなので、名前の由来とされています。
直射日光を嫌い、比較的日陰に生息することが多い。
葉は傘のように花びらの上にあり、自らも防衛に余念がない。
きのこバエという大変小さなハエがこの花の受粉に一役買っている。雄花の中に入るともぞもぞ花粉をつけ、仏炎苞の下部に小さな穴があり、そこから逃げだすというが、雌花には穴はなく脱出することができずにお亡くなりになる迄受粉の助けをするという。南無阿弥陀。思わず拝みたくなった。
雌花のきつい性格の仕事ぶり、、自然の怖さよ。もう一度胸で十字架もきっておこう。ア〜メン。
きのこバエが好きってことはきのこの匂いでもするのかな?
と鼻を近づけてみましたが特に何もにおいはしませんでした。
この森は、実は所有者さんがいらっしゃって、ご自宅の一部を区民に開放しています。
練馬区ではこのような場所が45箇所に点在し緑の保護と育成を行なっています。
足元の草花を見つめて青空を見る。
参加者の皆さんといい時を過ごすことができました。
今回の試みを憩いの森のすぐそばにある、大泉図書館で展示する事になりました。
参加者の皆さんから数点ご感想とともに写真を展示しています。
私の写真もご一緒に。
お近くの方は是非ご覧ください。
カメラで見つけた西本村憩いの森の『春』展
2017年5月16日(火)〜5月28日(日)まで(月曜定休日)
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